私が嫁いで初めて住んだ”五右衛門風呂付7K住宅” この家には大きなアオダイショウがいた。
住み始めて4年程経った頃、子供達の為にお風呂の改装をした。

五右衛門風呂を外し、灯油ボイラーに。
浴槽も替え、シャワーも付いた。
「わぁ~い!家にもお風呂ができた!!」と
幼い息子が喜んだことを忘れない。
浴槽は替えたが、内装は変わらない。
床と腰壁はモルタル。腰上は杉板。
木製引き戸を開ければ、すぐ台所。
脱衣所も無く、浴室内に洗濯機と
洗面台(手洗い器)が同居状態。

それでも念願のシャワー付きお風呂だった。
「これで、強風の日にお風呂を沸かしても
煙まみれにならなくてすむ

」
ある日、1歳と3歳の子供達2人で
お風呂に入っていた。
台所の私に向かって長男が言う。
息子:おかあたん、おかあたん、ヘビがぐうぐう~としてるよ
(お母さん、お母さん、蛇がグルグルっとしているよ)
私 : ?
浴室を見ると、壁に立て掛けてあったお風呂マットが倒れかかっている。
石鹸まみれの息子が背伸びをしながら覗き込むマットと壁の間には・・・!?

”とぐろを巻いた蛇・・・!!”
小ぶりのアオダイショウだが基本的に長い蛇。
とぐろを巻けば迫力がある。
蛇が逃げないようにマットを押さえ付け、
片手で子供達を浴室から引っ張り出し、
裏の家に向かって大声で叫んだ!!
「お義父さ~ん、お義母さ~ん!へ・ビ・がいる~!!」
叫び声を聞いて義父がやってきた。
慌てふためく私を尻目に、義父は蛇を挟むと窓から”ポイッ”と放り投げた。

えっ・・・!?
私にとっては人生最大の出来事!
でも・・・
息子はキョトンとした表情で、蛇を見た
ことよりパニック状態の私に驚いていた。
義父に至っては「なんだ?蛇か・・・」と
いった様子で、驚いてもいない。
んっ?驚いたのは私だけ?
これが、離島・田舎生活の実態か!?
本当に驚いたのは窓から”ポイッ”と捨てられたヘビの方だったのかも・・・
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