今日は昨年に引き続き、県建築士会熊毛青年女性部会と中種子町建築職人組合の合
同勉強会が開催された。
【開催日】 平成24年7月22日(日) 10:00~12:00
【場所】 グリーンホテルさかえ(中種子町)
【参加者】 29名(士会員12名、職人組合員14名、その他3名)
10:00~開会のことば(建築士会熊毛女性部会長)
あいさつ (中種子町建築職人組合会長)
勉強会の概要説明(熊毛支庁建築係長)

10:15~介護保険を利用した住宅改修について
(中種子町福祉環境課介護保険係長)
1.介護保険制度の「居宅介護(介護予防)住宅改修費」の概要
(対象者、改修の必要性、対象住宅、対象工事、支給限度基準額、自己負担額、事前申請)
2.住宅改修支給対象工事の主な内容
3.改修費支給に必要な書類 4.住宅改修施工・申請・給付等の手順
5.工事平面図・申請写真の例

10:30~意見交換
講義内容については”支給額の利用可能期間””対象工事内容”について質問が出た。
意見交換会では参加者の体験談が語られ、高齢者が多い種子島で多くの
改修工事が行われている実態がみえた。
参加者から「改修工事後に支給制度を知ったが、事前申請ではないため補助を
受けられなかった。こういった会に参加することで広く情報を得ることが大事」という
意見も出た。この勉強会で得たことを今後の仕事に役立ててもらいたい。
11:10~種子島の木材の現状
(種子島森林組合・事業課長補佐、中種子製材工場長)
(中種子町農林水産課・林務水産係長)

11:20~意見交換
全国や県内でも「地域にあった家造り」の取り組みが盛んになってきている。
種子島の木材の現状を知り、地域木材の活用を考えたいという建設関係者も多い。
町農林水産課では間伐材の利用促進を勧めているという。
プレカットや乾燥施設の無い種子島で地域木材の利用を考える場合、一番の
問題点が価格設定。森林組合の方と意見交換することで、建築関係者の
生の声を聞いていただいた。種子島材の新しい活用方法も提案され、
「地材地建」というテーマは今後も考えていかなければならない。

11:40~建築にかかる法律について
(熊毛支庁建設課建築係長)
11:50~まとめ
閉会のことば(建築士会熊毛青年部長)
今回2回目となった合同勉強会。この会が
行政、建築士、建築職人とのネットワークつくりに役立ち
種子島の建築がより良いものになることを期待したい。
平成24年7月22日(日)
【今日の太陽光】
天候:くもり一時雨 最高気温:30.8℃ 最低気温:25.6℃ 日照時間:5.5時間
発電量:10.49kwh(積算発電量:2076kwh) 最大発電:3.30kwh(10:57)
最大瞬間風速:7.1m/s
[2回]
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